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　金谷元名線〜高宕線(千葉県)
　　　'03.02.02　レポート０１４　（その２）

（24）Ｔ秘境
さて、昼食と、しばしのコーヒータイムの後、再出発です。
そして例によってやってきました、｢T秘境｣入口。
昨夏にはアプローチが崩落し、進入不能になっていました。一度、状況確認にも来ましたが、今回は補修済みとなっていました。
何かちょっと出来過ぎていて、秘密の入口っぽい演出まで計算し、故意に造ったものではないかと錯覚するほどの、この入口です。
白い壁状の路頭に、ポッカリと開いたトンネルから進入します。
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すると、ここで道がそのまま川になってしまいます。ほ号に続きキリン号もジャブジャブとご入水です。
房総の川床は、ほとんどこんな感じなんですが、この川床も、やわらかい砂岩の一枚岩みたいなものです。いわばコンクリートの上を浅く水が流れているようなものなので、ときおり見られる大昔の滝つぼの後のような穴などを除いては、危険な所もなく、走行しても水を汚すようなこともほとんどありません。
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3台連なって川床走行です。
あまり、お目にかかれないショットかな？

実はこのカットの撮影場所は先ほど入水した道が再び反対側に出る格好で、また山を登る感じになっています。非常に狭くて急坂で、倒木が道を塞ぎ・・・と、いった具合にちょっと走行は厳しいですが、歩いて様子を見てみました。
昨年よりは、少しまともになってはいたものの、やはりジムニーあたりならともかく、この車格では・・・
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さて、さらに奥へと進んで行きます。
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なかなかいい感じです。緑の季節にここに来ると、ジャングルを走行しているような感じ。
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代官号も久々に沢渡りを楽しみます。
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そして、こんな感じに広々としたところ（川床走行は終点）で停車して一休み。もう少し水が温んでいれば、ここで昼食もありだったかな?
いつもながらのことですが、寒い中、こんな水浸しのところで、長々とLR話に花を咲かせてしまいました。
（31）林道高宕線
秘境を後にして、次に向かったのは林道高宕線。ここしばらく閉鎖が続いていた道です。
今回は君津市日笠側から入ってみます。
どうやら、その筋の話によると、昨年末あたりで通行止めが解除されているらしいので、早速調査に向かったわけですが、このとき先頭を走っていた｢ほ｣さんからは｢行けそうですよ〜♪｣の声。
昨年春には、このトンネルを境に通行止になっていました。
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日も暮れてきて、あたりは大分薄暗くなってきました。これからというところなので、ちょっと残念です。
けれども雰囲気はなかなかいいでしょ?
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この高宕線も素掘りトンネルがダート部、舗装部含めてたくさんあります。
沢沿いの道はかなりウエットで、ともすれば足を取られがちです。マディ好きの｢ほ｣さん、ご満足かな?
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トンネルの出口にはこんなツララもぶら下がっていて、あらためて冬であることを思いだします。
四輪は、走ってるときは暖かいですからねぇ。
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既にあたりは闇が迫っていましたので、あまり周囲の景観は望めませんでしたが、ここはきれいな沢沿いの道、是非とも明るい日の下でまた走りたいものです。
昨年もこのあたりであったツーショットです。
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ここは、今回とは反対側の入口である君津市怒田沢側から舗装ルートで続く本線（画像手前方向）が、我々の今来たダートの本線（画像右方向）と支線（画像左方向）に分岐するところです。
支線はあまり長くないのですが、｢ほ｣号を先頭に入ってみます。
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後に続く代官号とキリン号。
このツーショットも最近妙に増えましたね。
(38)
支線は延長600mでこんな具合にあっけなく終点となります。この先には今のところ車道らしいものはありません。けれども、明るいときに訪れれば、周囲の景観は十分心を癒してくれるでしょう。
さて、私としては、この日もう一つ残されたルートを予定していましたが、ここでタイムアウト。
また、亀山湖のカヌー帰りにでも調査に向かえばよいかな?・・・としておきましょう。
そして、いつものように、最後は温泉メニューを忘れずに、｢白壁の湯｣で暖まりました。この方面ではよくお世話になってるお湯です(施設がきれいに改装されていました)。

今回は、近場でのんびり走れる房総の林道の、おいしい部分をたっぷり味わうことができて満足です。

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